4/17追記
いつの間にか価格.com限定パッケージのほうが安く、スペックも高くなっていたので新しく記事を書いた
新モデルが出るかと思いきや、去年出たモデルに新世代APUが追加されるという形で新発売となった。
今回は新APUのRyzen 7 5750GEとRyzen 5 5650GEを搭載したモデルの購入方法について解説する。
公式リンク
- ThinkCentre M75q Tiny Gen 2 商品ページ (価格.com経由リンク)
- ThinkCentre M75q Tiny Gen 2 サポートページ
- ThinkCentre M75q Tiny Gen 2 ハードウェア保守マニュアル(英語)
カスタマイズ
商品ページ
最安構成の紹介。今回は珍しく価格.com限定パッケージでは最安にならない。
Ryzen 7 5750GE搭載の「ThinkCentre M75q-2 Tiny:プレミアム」を選択する。
買い方が分かる人はメモリ, M.2 SSD, Wi-Fi/Bluetooth, キーボード, マウス, 縦置きスタンド, ネジの7項目をカスタマイズすると覚えて注文しよう。(Rebatesも忘れずに。)
販売価格は96,195円で、最安構成にカスタマイズすると68,970円まで下げられる。(9/19現在)
初期構成での販売価格は102,740円で、最安構成にカスタマイズすると73,040円となる。(4/17現在)
最小構成
今回は価格.com限定パッケージではないので表示されるカスタマイズ額と実際のカスタマイズ額が違うので、実際にカスタマイズで変動する価格と表示されている価格を併記することにした。
わかりにくいかもしれないがご容赦いただきたい。
4/17追記
発売時と割引率が変動していたので修正した。
メモリー
- 変更前……16GB PC4-25600 DDR4 SODIMM (8GBx2)
- 変更後……4GB PC4-25600 DDR4 SODIMM
- 価格変動……-11,880円(-19,800円)
M.2 ストレージ・カード
- 変更前……512GB ソリッドステートドライブ (NVMe M.2 2280) OPAL対応
- 変更後……128GB ソリッドステートドライブ (M.2 2242, PCIe-NVMe)
- 価格変動……-12,540円(-20,900円)
ワイヤレスLAN / Bluetooth
- 変更前……インテル Wireless-AC 9260 + Bluetooth
- 変更後……なし
- 価格変動……-1,980円(-3,300円)
キーボード
- 変更前……USB フルサイズスリムキーボード – 日本語
- 変更後……キーボードなし
- 価格変動……-1,320円(-2,200円)
マウス
- 変更前……USB Calliopeマウス ブラック
- 変更後……マウスなし
- 価格変動……-660円(-1,100円)
バーティカルスタンド
- 変更前……バーティカルスタンド
- 変更後……なし
- 価格変動……-660円(-1,100円)
ツールレス (オープンシャーシ)
- 変更前……ツールレス (オープンシャーシ)
- 変更後……なし
- 価格変動……-660円(-1,100円)
個人的な推奨オプション
ここからは必須ではないがつけておいたほうがいいであろうオプションを紹介する。
ワイヤレスLAN / Bluetooth
- INTEL_AX200_2X2AX+BT_VPRO_WW
- 初期構成からの変動……+660円(+1,100円)
- 最安構成からの変動……+2,640円(+4,400円)
Wi-FiやBluetoothを使うのであればこちらはつけておくことをおすすめしたい。
少しでも価格を落としたい場合は初期構成のIntel 9260でもいいかもしれないが、Intel 9260はWi-Fi 5までの対応となる。
Wi-Fi 6に対応したIntel AX200を搭載しておけば今後困ることは少ないだろう。
Microsoft ソフトウェア
- Microsoft Office Home and Business 2019 (個人向け) – 日本語 (プリインストール版)
- 価格変動……+15,840円(+26,400円)
Microsoft Officeを購入することを推奨する訳ではないが、今回のカスタマイズではMicrosoft Officeも割り引かれるので、本当に必要な人に関してはこの機会に買ってもいいかもしれない。
Officeが使えるサブスクリプションのMicrosoft 365は年額12,984円なので、14,520円で永続版のOffice 2019 H&Bが使えると考えればかなり割安だと言えるだろう。
ただしこれで購入できるのはプリインストール版のMicrosoft Office 2019となる。他のPCにライセンスを移行することはできないので注意。
クーポン適用
カートに入れたら以下の画像の赤枠の「Eクーポンを利用する」をクリック。
ボタンを押し忘れると高額で購入する羽目になるので注意しよう。(画像の場合125,400円)

クーポンが適用されたことを「ご購入金額合計(税込み)」を見て確認し、間違いがなければそのまま購入手続きへ進もう。
配送先・支払い方法を設定して注文を確定すれば完了だ。

Rebatesを通す
Rebatesというポイントサイトを経由して購入することでおトクにPCを買うことができる。
詳しくは以下リンクの説明記事を参照してほしい。
価格.com限定パッケージの最安構成との比較
今回は珍しく価格.com限定パッケージよりも通常パッケージのほうが安くなる。
しかし同じ「最安構成」でもカスタマイズできる幅が違うので、念の為確認してみよう。
4/17追記
いつの間にか価格.comパッケージのほうが安くなっていた。
最小構成比較表
プレミアム | 価格.com限定 プレミアム | 価格.com限定 備考 | |
---|---|---|---|
初期構成価格 | 102,740円 | 79,970円 | |
最小構成価格 | 73,040円 | 67,870円 | |
CPU(APU) | Ryzen 7 PRO 5750GE (3.2GHz, 8C16T, 35W) | Ryzen 7 PRO 5750GE (3.2GHz, 8C16T, 35W) | |
メモリ | 4GB x1枚 | 12GB(4GB + 8GB) | 16GB→12GB -6,600円 12GB未満の選択肢がない |
ストレージ | 128GB NVMe M.2 2242 | 256GB NVMe M.2 2280 | 256GB未満の選択肢がない |
WLAN | なし | なし | 初めから非搭載 |
今回は価格.com限定パッケージでメモリ4GBやストレージ128GBが選べないため、通常パッケージのほうが安い。
価格.com限定パッケージを最小構成で安く買う我々に対してのLenovo側からの対策だろうか。
4/17追記
いつの間にか価格が逆転していた。価格.com限定パッケージの方が安いし内容も良い。
Zen 2モデルとの比較
前の世代であるZen 2採用の価格.com限定パッケージと比較してみよう。
最小構成比較表
M75q-2 Tiny (Zen 3) | M75q-2 Tiny (Zen 2) | |
---|---|---|
最小構成価格 | 68,970円 | 56,100円 |
CPU(APU) | Ryzen 7 PRO 5750GE (3.2GHz, 8C16T, 35W) | Ryzen 7 PRO 4750GE (3.1GHz, 8C16T, 35W) |
メモリ | 4GB x1枚 | 8GB x1枚 |
ストレージ | 128GB NVMe M.2 2242 | 256GB NVMe M.2 2280 |
WLAN | なし | なし |
相違点
- 価格
- 68,970円 vs 56,100円(差額12,870円)
- APU
- 5750GE vs 4750GE
- メモリ
- 4GB x1枚 vs 8GB x1枚
- ストレージ(M.2 NVMe SSD)
- 128GB vs 256GB
価格が12,870円上がってAPUが5750GEになってメモリ・ストレージが半分になる。
これをどう考えるかはあなた次第。
APUの違いによるスペック差は以下を参照。
ラクウルの買取キャンペーンで5,000円増額
不要なメーカー製PCを5,000円増額で買い取ってくれるので、Windows 7以降の不要なPCを持っている方は是非活用してほしい。
対象となるメーカーは以下の12社。
Lenovo、DELL、HP、Acer、ASUS、NEC、Fujitsu、Dynabook、Panasonic、VAIO、Mouse、Microsoft
私も以前買い取ってもらったがしっかり5,000円増額で買い取ってくれた。(該当ツイート)
最安価格変更履歴
私が認識している限りの履歴
- 2021/09/18(土)
- 68,970円で販売開始 (96,195円から27,225円の値引き)
- メモリ 8GB x2枚 → 4GB x1枚 (-10,890円)
- M.2 SSD 2280 512GB → 2242 128GB (-11,495円)
- WLAN+BT Intel 9260 → なし (-1,815円)
- キーボード → なし (-1,210円)
- マウス → なし (-605円)
- スタンド → なし (-605円)
- 手回しネジ → なし (-605円)
- 68,970円で販売開始 (96,195円から27,225円の値引き)
- 2022/04/17
- 久々に確認したところ価格が変わっていた(102,740円から29,700円の値引き)
- メモリ 8GB x2枚 → 4GB x1枚 (-11,880円)
- M.2 SSD 2280 512GB → 2242 128GB (-12,540円)
- WLAN+BT Intel 9260 → なし (-1,980円)
- キーボード → なし (-1,320円)
- マウス → なし (-660円)
- スタンド → なし (-660円)
- 手回しネジ → なし (-660円)
- 久々に確認したところ価格が変わっていた(102,740円から29,700円の値引き)
コメント
Officeが永年版といえば聞こえはいいが、2025年迄しかサポートないんですよね。つまりあと4年。
コメントありがとうございます。
そうなんですよね。2019年版を買っても2025年まで、次に出る2021年版を買っても2026年までとサポート期限はとても短い。
Microsoftとしてはサブスクリプションに移行してほしいのでしょうね……。