
終売してしまった。
まだ売っているRyzen 7 PRO 4750GE搭載、もしくはRyzen 7 PRO 5750GE搭載のM75q-2 Tinyを参照してほしい。
以前、Ryzen 7 PRO 4750GEというAPUが搭載されたThinkCentre M75q Tiny Gen 2を紹介する記事を書いたが、今回はRyzen 7 4700GEというAPUが搭載されたものを紹介する。
以前紹介したRyzen 7 PRO 4750GEにはLenovoのPCでしか利用できない制約が存在する。
しかし、今回紹介するRyzen 7 4700GEにはそういった制約は存在しないらしいので、他PCに流用したい方にもおすすめできる。
是非安い価格で高性能なPCを手に入れてほしい。
カスタマイズ手順
Lenovo公式ストアで最安構成で購入する際は価格.comの限定パッケージを利用することは多いが、今回は価格.comの限定パッケージは利用しない。
更にカスタマイズ一覧に表示されている価格と実際に変動する価格が違うので、その点についても実際に変動する価格も併記することにした。
商品ページ
最安構成の紹介。
買い方がわかる方は、HDDを追加した上でメモリ, SSD, WLAN, キーボード&マウス, スタンド, ネジを外すと覚えて注文しよう。
通常販売価格は65,604円で、以下のカスタマイズを行うことで45,738円まで下げることができる。(2021/12/20時点)
休日の販売価格は63,404円で、以下のカスタマイズを行うことで43,538円まで下げることができる。(2021/12/25時点)
レノボのサイトでカスタマイズ画面がうまく動作しない場合は、LenovoサイトのCookieを削除するか、プライベートブラウザを利用することで解消できる場合があるそうだ。
最安構成
メモリー
- 変更前……16 GB DDR4-3200 MHz (SODIMM) (8 GB x2)
- 変更後……4 GB DDR4-3200 MHz (SODIMM)
- 価格変動……-19,800円(-8,316円)
4GBまで下げられるようにしてくれるのは嬉しいところだ。
ただしそのまま使うとなるとメモリ不足なので、必ずもう1枚は用意しよう。
自分で増設・換装するのが苦手な人はここでカスタマイズしてもいいし、自分でできる人も別途メモリを購入するつもりであれば、以下に最安構成との差額を記載しておくので参考にしてほしい。
括弧内はカスタマイズ後の総額で休日 / 平日の順に並べてある。
- 8GB……+2,772円 (46,310円 / 48,510円)
- 16GB……+8,316円 (51,854円 / 54,054円)
- 32GB……+19,404円 (62,942円 / 65,142円)
- 64GB……+41,580円 (85,118円 / 87,318円)
下手なものを買うよりはメーカー純正を使うのも一つの手だと思う。
1st ハード・ディスク・ドライブ
- 変更前……なし
- 変更後……500 GB 7200rpm HDD 2.5″ SATA 7mm
- 価格変動……+9,900円(4,158円)
下のM.2 SSDを外すためにこちらを追加する。
M.2 ストレージ・カード
- 変更前……256 GB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe TLC OPAL対応
- 変更後……なし
- 価格変動……-25,300円(-10,626円)
上の2.5インチHDDを追加することでここの構成を外せるようになる。
HDDが要らない人は「なし」のままでも構わない。
メーカーやグレードにこだわりがない場合はここでSSDを追加してもいいかも。
HDD非搭載でSSDを搭載した場合の最安構成との差額を記載しておく。括弧内はカスタマイズ後の総額。
- 128GB……+2,772円 (46,310円 / 48,510円)
- 256GB……+6,468円 (50,006円 / 52,206円)
- 512GB……+11,550円 (55,088円 / 57,288円)
- 1TB……+32,802円 (76,340円 / 78,540円)
ワイヤレスLAN / Bluetooth
- 変更前……インテル® Wireless-AC 9260 2×2 & Bluetooth®
- 変更後……なし
- 価格変動……-3,300円(-1,386円)
実際に変動する価格は1,386円と安価なので、Wi-FiやBluetoothを利用する可能性があるならば残しておくことをおすすめしたい。
自分でIntel AX200等を購入して取り付けることも可能だが、Intel AX200の購入代金だけでなくアンテナも購入しなければならないのでカスタマイズでつけてもらったほうがいいだろう。
キーボード
- 変更前……ワイヤレス, キーボード & マウス – 日本語
- 変更後……キーボードなし
- 価格変動……-6,600円(-2,772円)
バーティカルスタンド
- 変更前……バーティカルスタンド
- 変更後……なし
- 価格変動……-1,100円(-462円)
実際に変動する価格は462円と安価なので、縦置きするなら購入してもいいだろう。
100均等でスタンドの代用品を探す人もいるらしい。
ツールレス (オープンシャーシ)
- 変更前……ツールレス (オープンシャーシ)
- 変更後……なし
- 価格変動……-1,100円(-462円)
実際に変動する価格は462円と安価だが、手回しネジ自体はもっと安価に買えるので外すことをおすすめしたい。自作PCを嗜んでいる人であれば余っているのではないだろうか。
そもそもこれを外しても普通のネジがついてくる。必要か不要かで言えば不要。
クーポン適用
カートに入れたら、赤枠で囲った「Eクーポンを利用する」ボタンをクリック。
この手順を忘れると割高な買い物になってしまうので注意しよう。

Eクーポンが適用されると最安構成であれば以下画像のように43,538円になるはずだ。

あとは「購入手続きへ進む」をクリックし、配送先・支払い方法を設定して注文を確定すれば完了だ。
Rebatesを通す
Rebatesというポイントサイトを経由して購入することでおトクにPCを買うことができる。
詳しくは以下リンクの説明記事を参照してほしい。
ラクウルの買取キャンペーンで5,000円増額
不要なメーカー製PCを5,000円増額で買い取ってくれるので、Windows 7以降の不要なPCを持っている方は是非活用してほしい。
対象となるメーカーは以下の12社。
Lenovo, DELL, HP, Acer, ASUS, NEC, Fujitsu, Dynabook, Panasonic, VAIO, Mouse, Microsoft
私も以前買い取ってもらった。ちゃんと5,000円増額で買い取ってくれたので安心してほしい。(該当Tweet参照)
増設・換装用パーツ
以前書いたRyzen 7 PRO 4750GEを搭載したM75q-2 Tinyの記事と同じものが使えるのでそちらを参照してほしい。
個人的にはMLCなSamsung 970 PROが好きなのでこちらをおすすめしておく。
1TBモデルも米Amazonで買えば269.99ドル(執筆時点)だ。
公式リンク
- ThinkCentre M75q Tiny Gen 2 商品ページ
- ThinkCentre M75q Tiny Gen 2 直販モデル 製品仕様書
- ThinkCentre M75q Tiny Gen 2 サポートページ
- ThinkCentre M75q Tiny Gen 2 ハードウェア保守マニュアル(英語)
終わりに
Lenovoのカスタマイズページが新しくなっていた。
見やすくなって嬉しい反面、カスタマイズできなくなって止まってしまったりと不具合が出ているようで少し残念。
プライベートブラウザを使ったりCookieを削除することで回避できたので助かった。
最安価格変更履歴
私が認識している限りの履歴を残そうと思う
- 2021/12/18(土)
- 43,508円で販売開始 (63,404円から19,866円の値引き)
- メモリ16GB x2枚 → 4GB x1枚 (-8,316円)
- HDDなし → 500GB (+4,158円)
- M.2 SSD 256GB →なし (-10,626円)
- ワイヤレスLAN Intel 9260 → なし (-1,386円)
- キーボード&マウス → なし (-2,772円)
- スタンド → なし (-462円)
- 手回しネジ → なし (-462円)
- 43,508円で販売開始 (63,404円から19,866円の値引き)
- 2021/12/20(月)
- 45,738円へ2,200円の値上げ(JPWE1219のクーポンが消滅しただけ) (65,604円から19,866円の値引き)
- メモリ16GB x2枚 → 4GB x1枚 (-8,316円)
- HDDなし → 500GB (+4,158円)
- M.2 SSD 256GB →なし (-10,626円)
- ワイヤレスLAN Intel 9260 → なし (-1,386円)
- キーボード&マウス → なし (-2,772円)
- スタンド → なし (-462円)
- 手回しネジ → なし (-462円)
- 45,738円へ2,200円の値上げ(JPWE1219のクーポンが消滅しただけ) (65,604円から19,866円の値引き)
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