NAS作ってデータ移したりフォルダ整理してたらかなり日が経ってしまった。
今回は実際にデータを転送し速度を計測してみる。
NASの詳細
容量
以前QNAPのサイトで確認したところ29.38TBだったが実際は29.9TBだった。QNAPのは単純なZFSじゃないということだろう。たぶん。容量計算機は下記のリンク先。
RAID-Z2で2台壊れても問題ない30TBのNASが実際に使えるのは最高。嬉しくなってG Suiteに保存しているデータもすべてこっちに持ってきてしまった。
それでもまだ半分しか埋まってない。最高。
OS
XigmaNASを使用しているが、ESXi上に仮想マシンとして配置し、HDDはRaw Device Mapping(RDM)で使用している。
もともとXG-C100Cを使用しようとしており、XG-C100CはFreeBSD用のドライバがなく、ESXiのドライバがGitHubにあったのでそれを組み込んだESXiとその仮想マシンにXigmaNASを入れて使用することにした。
しかし実際にデータ転送しようとすると予期しないエラーというのが表示されてしまう。
以前使っていたX540-T2に挿し替えたらこの症状は出なくなった。 つまりESXiを使用する必要はない。何のためにXG-C100Cを買ったのかわからなくなってしまった……。
完成写真
刺してるのはXG-C100Cだけどこんな感じ。HDDちゃんと12cmだか14cmファンがついてて常に冷却してくれているので安心。
ベンチマーク
CrystalDiskMark 32GiB x5
32GiBで5回計測という設定で試した。メモリを16GB積んであるので影響を受けないデータ量で試したところ、結構いい速度が出た。
シーケンシャルリードライト共に300MB/sを超えている。細かいファイルの転送は苦手なようだが、NAS用途では充分以上の性能だ。
CrystalDiskMark 8GiB x5
8GiBで5回計測。
シーケンシャルの値は読み書き共にほとんど変わらず。NAS用途で350MB/s出ればかなりいいほうだと思う。ランダム性能はメモリの影響もあってかなり良くなった。
終わりに
自由に使えて高速なNASが手に入ってめちゃくちゃ快適になった。でもやっぱりよく考えたらバックアップならG Suite Businessで十分だった。何か他に使い道はないものか。
コメント