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去年の3月にWD Elements 16TBを米Amazonで買って分解したが、今回は国内のAmazonでWD Elements 16TBを購入して分解してみた。
WDBBKG0160HBK-JESNを分解
国内Amazonで購入したのはWD Elementsの16TBモデル。型番は「WDBBKG0160HBK-JESN」。
以前米Amazonで購入したのは「WDBWLG0160HBK-NESN」だったのでそもそもの型番が違うので注意。
早速分解してみた。外し方は前回の記事と同じ。いつの間にかiFixitにも分解方法が掲載されていたのでそっちのほうが丁寧かも。
ケースを外してみると……
型番はWD160EDGZ
外してみると出てくるのはHDD。書いてある型番はWD160EDGZ。
さて、前回米Amazonで買ったWDBWLG0160HBK-NESNに入っていたHDDはWD160EDFZだった。
型番内のFがGに変わったのは約10ヶ月の期間が空いたことによるロットの違いだけなのだろうか。それとも……
中身を確認
CrystalDiskInfo
CrystalDiskInfoを使って確認してみたところ、WD160EDGZの回転数は7200rpmらしい。
以前買ったWD160EDFZも同じようにUSB接続して確認してみたが、回転数は5400rpmとなっている。
なお、WD160EDFZの方はNASで使っているHDDなので使用時間が6,307時間になっている。
ほとんど24時間運用しているので約262日間稼働し続けていることになる。これからもよろしく。
CrystalDiskMark
CrystalDiskMarkを使って速度を確認してみた。
WD160EDGZは回転数が早いから速度も期待できるのかと思っていたがそういうわけでもないらしい。
念の為WD160EDFZもUSB接続して確認してみたが、WD160EDFZのほうが速い結果となった。回転数は遅いのに……。
USB接続にOWL-PCSPS3U3U2を使っているが、5年くらい使っているせいで劣化しているのかもしれない。(分解せずにやればよかったと後悔)
とはいえ普通にファイル移動では230MB/s程度出ていた。ほとんどパフォーマンスに差はなさそうだ。
スペック確認
以下はこれまでにわかったスペック表。
参考までにWD GoldとUltrastarとWD Red Proのスペックも記載しておく。
型番 | WD160EDGZ (国内Amazon) | WD160EDFZ (米Amazon) | WD161KRYZ (WD Gold) | WUH721816ALE6L4 (Ultrastar DC HC550) | WD161KFGZ (WD Red Pro) |
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購入時期 | 2021/3 | 2022/1 | – | – | – |
容量 | 16TB | 16TB | 16TB | 16TB | 16TB |
キャッシュ | ? | ? | 512MB | 512MB | 512MB |
MTBF | ? | ? | 250万時間 | 250万時間 | 100万時間 |
回転数 | 7,200rpm | 5,400rpm | 7,200rpm | 7,200rpm | 7,200rpm |
WD160EDGZが7,200rpmであることがわかって、スペック的にはよりWD GoldやUltrastar DC HC550に近づいたと言える。
WD Elementsに採用されるHDDがWD160EDFZからWD160EDGZに切り替わっているという確信があればいいのだが、米Amazonと日Amazonとで採用するHDDが違う可能性もないとは言えない。
もしEDFZとEDGZを選べるなら私はEDFZを購入したい。
回転数が上がると温度も上がりやすくなるので個人的には5,400rpmのほうが好き。本当に好みの話だと思うが。
参考サイト
- WD 公式
- Amazon

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