今回は根本的な治療ではなく花粉症の症状を軽減させる方法をいくつか紹介。
花粉症とは学生時代からずっとお付き合いしているが、そろそろ別れてほしいところだ。
アレグラと同成分『アレルビ』
アレグラの有効成分である「フェキソフェナジン塩酸塩」を使用しているのが『アレルビ』だ。
アレグラと同様に一回一錠朝晩二回の服用でOK。
処方薬ではアレグラ・アレロック・アレジオン・ポララミン・ジルテック・ザイザル・デザレックス・ビラノア・ルパフィンを使ったことがある。
アレグラはこの中でもかなり弱い部類なので気休めにしかならないが、この新型コロナウイルスが蔓延している状況で病院に行くのもなぁ……ということで去年まとめ買いしておいた。

白色ワセリン塗布
目や鼻の周りにワセリンを塗ることで、目や鼻に入る前の皮膚に触れた花粉をそこでキャッチするというもの。
これは効果がかなりあった。
精製度が高くサラサラで伸びのいいプロペトやサンホワイト、ベビーワセリンは個人的にはあまりおすすめしない。
白色ワセリンは伸びが悪い分皮膚上に長く留まってくれるので、長時間花粉キャッチに貢献してくれると思う。
なお、鼻の周りに塗ることは効果的だが鼻の中に直接塗ることはNGだそうだ。
大久保教授「ワセリンは荒れた皮膚を保湿するので、確かに痛みがラクになるでしょうね。
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鼻の穴の入り口にワセリンを塗っておけばそこに花粉が付くので、鼻の中への侵入を減らせるという点でも注目されています。
ただし、鼻の粘膜にワセリンが付くと、粘膜上の粘液と混合し喉に流れてしまうので、ワセリンを鼻の中に入れないでください。
塗るのはあくまで鼻の入り口にとどめてください」
イオンでブロック系
顔にかけた瞬間は痒みが収まったように感じるが、恐らく痒くなっている肌が冷えた事によるものだと思う。
予防としての効果は一切感じられなかったので、冷やして痒みを抑えるだけならスプレーに水入れて吹きかけたほうがマシかもしれない。
空気清浄機
今回買ったのはKC-H50-Wという古めのモデル。
KC-H50は2017年モデルだが、KC-J50もL50も性能は同等らしい。しかし新しい方にはキャスターがついていないらしい。ダウングレード?
花粉やホコリ対策としては最高。
一日中部屋にいる日に関してはほとんど症状が出ない上、部屋のホコリ量が明らかに減った。加湿しながらだとなお良し。
加湿機としての性能はそこそこ。
この機種の加湿は気化式で、1時間で6畳の部屋を32%→52%まで湿度を上げてくれた。十分早い。
検索してる途中でXiaomiの空気清浄機も気になったが買わなかった。
いずれ『減感作療法』(舌下免疫療法)を試したい
今は症状を抑えるだけではなく、花粉症の原因そのものを治療するための『減感作療法』というものがある。
アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)を少量ずつ摂取し、身体に慣れさせる(免疫寛容を獲得させる)ような治療法らしい。
減感作療法には「皮下免疫療法」と「舌下免疫療法」の2種類ある。
皮下免疫療法のほうは注射で、舌下免疫療法のほうは薬を舌の下に数分含んで飲み込むだけの治療法。
注射は何歳になっても苦手なので、舌下免疫療法のほうを試してみたい。
保険利用ができるようでありがたい。3割負担だと初回が14日分の薬代と診察費用で約1,700円、2週間後から30日分の薬代と診察費用で約2,700円。
年間だと2,700円*12ヶ月で約32,400円。意外と安い。これで花粉症が軽減されるなら安いものだと思う。
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