OSとRAIDを選ぶ……ということだが、前回の記事でRAID-Z2を使うと書いてしまったのでネタバレ感が否めない。
この記事がWordPressに移行して書くはじめての記事だ。
OS選び
正直使い慣れたWindows系OSが一番うれしいが、Windows10でSMB有効にして使ってみたところ思ったより速度が出なかったり、記憶域がPowerShell上からじゃないと柔軟に構築できないということもあり、NAS用OSを探すことにした。
有料のOSでもいいが、まずは無料のものを試してみてから乗り換えるのはアリだと思うので無料のものを探してみた。
無料で使えるOSは思ったよりたくさんある。私が聞いたことあるものはこんなところだ。
- FreeNAS
- XigmaNAS(旧NAS4Free)
- OpenMediaVault
ZFSというファイルシステムを使いたい。OpemMediaVaultでも使おうと思えば使えるらしいが、難しいことはしたくないので今回は除外。
FreeNASとXigmaNASのどちらかを選ぶことになり、名前のかっこよさからXigmaNASを選択。旧名のNAS4Freeだったら選ばなかった。単純。シグマってだけでかっこいい。
XigmaNASのダウンロード先はこちら
RAID選び
前述したとおりZFSでRAIDを組むのだが、RAID5相当のRAID-Zにするか、RAID6相当のRAID-Z2にするか、トリプルパリティなRAID-Z3にするかで悩んだ。
RAIDZを組む上で何台HDDを積むかで容量効率が変わってくる。詳しく検証した方のサイトがこちら。
QNAPの “Enterprise ZFS NAS容量計算機” というサイトも参考になる。ZFSを構築する上でHDDの容量と台数とRAIDタイプを選択するだけである程度正確な容量が出る

実際に使うHDDは8台。HDDは安物を使っているので壊れる前提で動かすつもりなのでRAID-Z3が好ましいが、どうせなら容量たっぷり使いたい。
しかし同時に2台壊れて終了も困る。2台ずつ時期をズラしてHDDを購入したのでロットで故障率が高い問題が出たとしてもいいようにRAID-Z2程度が無難か。
ということでRAID-Z2の構築に決まった。
次はXigmaNAS導入&ベンチマークでもしてみようと思う。
参考にさせていただいたサイト



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