旧モデルのV55t Mini-Towerが販売終了になって1ヶ月も経たずに同じ名前で新登場。
以前の型番はLenovo-V55t-15APIだったが、今回のモデルの型番はLenovo-V55t-15AREとなる。
価格.com限定パッケージのプレミアムとパフォーマンスでAPUが異なるので、今回は両方の最安構成について解説していく。
公式リンク
- Lenovo V55t Mini-Tower(2020) 商品ページ (価格.com経由リンク)
- Lenovo V55t Mini-Tower 直販モデル 製品仕様書
- Lenovo V55t Mini-Tower サポートページ
- 公式ドライバ&ソフトウェア入手先(20201121現在ファイルが少ない)
- Lenovo V55t Mini-Tower ハードウェア保守マニュアル
カスタマイズ
今回は性能に応じてパッケージを選ぶことになる。
最安構成で購入する場合はAPU以外の構成は同一になる。
商品ページと最安構成
Ryzen 7 4700G搭載の価格.com限定 プレミアムモデルは78,100円 → 49,500円
買い方がわかる人は、メモリ, SSD, メディアカードリーダー, キーボード, マウスの5点をカスタマイズして注文しよう。
Ryzen 5 4600G搭載の価格.com限定 パフォーマンスモデルは53,900円 → 38,500円
買い方がわかる人は、SSD, メディアカードリーダー, キーボード, マウスの4点をカスタマイズして注文しよう。
最小構成 詳細
メモリー (プレミアムのみ)
- 変更前……16GB PC4-25600 DDR4 UDIMM (8GBx2)
- 変更後……8GB PC4-25600 DDR4 UDIMM
- 価格変動……-13,200円
8GBx2枚から8GBx1枚に変更。
13,200円もあれば16GBx2枚にも手が届きそうなのでそちらを買ってもいいかも。
パフォーマンスを選択した方は最初から8GBx1枚なので変更しなくてOK。
SSD
- 変更前……256GB ソリッドステートドライブ (M.2 2242, PCIe-NVMe)
- 変更後……128GB ソリッドステートドライブ (M.2 2242, PCIe-NVMe)
- 価格変動……-11,000円
自分で換装できる人は減らした分でM.2 SSDを購入したほうが安い。
メディアカードリーダー
- 変更前……メディア カード リーダー
- 変更後……メディア カード リーダーなし
- 価格変動……-1,100円
1,100円で内蔵カードリーダーが買えると思えば安いかもしれない。
不要なら外して必要ならつけておこう。
キーボード
- 変更前……USB フルサイズスリムキーボード – 日本語
- 変更後……キーボードなし
- 価格変動……-2,200円
手持ちのものを使用するか、持っていない人はこういうのをAmazon等で買ったほうがいい。保証も長い。
付属キーボードもマウスも不要。
マウス
- 変更前……USB Calliopeマウス ブラック
- 変更後……マウスなし
- 価格変動……-1,100円
キーボードの項で前述したとおり。
必要ならつけよう。私には不要。
無線LANアダプタについて

Wi-FiやBluetoothを使用したい場合は、背面の拡張スロットが空いているので下記のデスクトップキットを買うといいかもしれない。
アンテナケーブルもロッドアンテナも付属していて、拡張スロットにアンテナを固定できる。
カスタマイズで4,000円払ってつけてもらうのがRealtekかQualcommのモジュールなので個人的には微妙。
802.11axにも非対応だし……。
クーポン適用

カートに入れたら赤枠で囲った「クーポンを利用」と書かれているボタンをクリック。
ボタンを押し忘れると高額になってしまうので注意。ボタンを押そう。

クーポンが適用されると上記画像のような表示になる。(画像はカスタマイズ後)
Eクーポンにより値引きが行われ、最安構成であればタイトルのような価格になる。
購入手続きに進み、配送先・支払い方法を設定して注文を確定すれば完了だ。
Rebatesを通す
Rebatesというポイントサイトを経由して購入することでおトクにPCを買うことができる。
詳しくは以下リンクの説明記事を参照してほしい。
ラクウルの買取キャンペーンで5,000円増額
不要なメーカー製PCを5,000円増額で買い取ってくれるので、Windows 7以降の不要なPCを持っている方は是非活用してほしい。
対象となるメーカーは以下の12社。
Lenovo、DELL、HP、Acer、ASUS、NEC、Fujitsu、Dynabook、Panasonic、VAIO、Mouse、Microsoft
私も以前見積もってもらったがちゃんと5,000円増額で買い取ってくれた。(該当Tweet参照)
増設・換装パーツ
最小構成で購入してそのまま使ってもあまり快適ではない。
Amazonや楽天等の安いショップで購入して増設・換装しよう。
メモリ
流石に8GBが1枚だと心もとないので小容量でもいいから追加したいところ。
デュアルチャネルで動作させることで快適になるので、せめて8GBx2枚で運用してほしい。
M75q-2は製品仕様書に最大64GB対応と書いてあったが、こちらは同じ世代のAPUなのに最大32GBとなっている。
マザーボード側が対応していないのだろうか。
M.2 SSD
M.2 SSDは2280サイズのKey Mが使用可能。
SATA接続のSSDは使用できないので、NVMe接続のSSDを選ぶようにしよう。
Ryzen 7 PRO 4750GEと同様にRyzen 7 4700GもPCIe 3.0にしか対応していないのでPCIe 4.0対応のSSDを選ぶ必要はない。
世代が新しければ発熱とか抑えられそうだし買ってもいいかもしれない。買いたければ買おう。
3.5インチストレージ
HDDが積める。マウンタをつけてSSDを搭載してもいいだろう。
Wi-Fiモジュール
前述したが、カスタマイズよりIntel純正のこちらを買って搭載したほうがいい気がする。
変なところ買うのではなくAmazon.co.jpが販売・発送のこちらをオススメしたい。
Windows 10 Pro(パッケージ版)
Windows 10のDSP版は別PCに流用できないのでWindows 10 Proのパッケージ版を購入するのが無難。
Microsoft公式から買うコードもパッケージ版と同じなので他PCにも流用できる。
Amazonで購入する場合はAmazon.co.jpが販売・発送するものを選ぼう。
楽天やYahoo!ショッピングで購入する場合は必ず信頼できる店舗のものを選ぶこと。
間違っても「認証保証」「プロダクトキーのみ」などと書いてあるものを買ったり、極端に安すぎるものを買ったりしないように気をつけてほしい。
以下の「Microsoft公式」ボタンを押すと定価がわかるので、その付近の価格帯だということを覚えて購入するようにしよう。
購入後は設定を開き、「回復とセキュリティ」から「ライセンス認証」を開き、プロダクトキーの更新を行うことでWindows 10 Proにアップグレードできる。
もしくはEI.cfgを利用したこちらの方法でクリーンインストールすることもできるので参考にしてほしい。
おまけ
APUスペック比較

CPU Benchmarksから引用。
GE付きとの違いはTDP35Wであることを考えるとほぼ誤差と言ってもいいだろう。
プレミアムとパフォーマンスの差額は11,000円なので、4700Gと4600Gの性能差に11,000円を払えるかが選択のカギになるだろう。
私だったらプレミアムを選択する。
最安価格変更履歴
私が認識している限りの履歴を残そうと思う
- 2020/11/21(土)
- プレミアムは49,500円で販売開始 (78,100円から28,600円の値引き)
- メモリ8GB x2枚 → 8GB x1枚 (-13,200円)
- SSD 256GB → 128GB (-11,000円)
- メディアカードリーダー (-1,100円)
- キーボード → なし (-2,200円)
- マウス → なし (-1,100円)
- スタンド → なし (-1,100円)
- パフォーマンスは38,500円で販売開始 (53,900円から15,400円の値引き)
- SSD 256GB → 128GB (-11,000円)
- メディアカードリーダー (-1,100円)
- キーボード → なし (-2,200円)
- マウス → なし (-1,100円)
- スタンド → なし (-1,100円)
- プレミアムは49,500円で販売開始 (78,100円から28,600円の値引き)
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