NAS特化型SBC Kobol『Helios64』 ②組み立て

記事内に広告が含まれる場合があります。
スポンサーリンク

OpenMediaVaultがインストールできなかったりUSB-C to HDMIが使えなかったりで更新する気力がなくなってしまっていたが、やっとこさ気力が湧いた。

以前の記事はこちら

組み立て

公式サイトを参考に組み立てていく。
念の為STEP毎に公式サイトのリンクを貼るのでわかりにくかったら公式サイトも読んでほしい。

ネジ一覧もあるのでよく確認して間違えないようにネジを使おう。

STEP1 バックプレーンを外す

STEP 1 – Disassemble Backplane

ケース本体の中のネジ4本を外す。
最後に同じネジを使うのでなくさないように。

全部外すと持ち上がるようになるので取り外す。

STEP 2 フロントパネルとなるパーツを入れる

STEP 2 – Install Front Panel

[Helios64 Front Panel r1.1]と書かれた袋を開け、先程取り出したバックプレーンに取り付ける。

以下の画像のように取り付けていく。
こちらもネジを間違えないように注意。私は間違えてやり直した。

公式Wikiではこのタイミングでフロントパネル用のステッカーを貼るように指示がある。
組み立て終わってからでも貼れるので、私は組み立て終わってから貼った。

STEP 3 Helios64 Boardを組み込む

STEP 3 – Install Helios64 Board

本体基板を開封。
PCだとマザーボードって呼び方あるけど、こういう場合も”マザーボード”でいいのか悩む。
公式サイトにも「Helios64 board」としか書いてないし、今回はHelios64 boardと記載することにしよう。

Helios64 Boardを組み込む。

STEP 4 UPSバッテリーを組み込む

STEP 4 – Install UPS Battery (Optional)

Helios64 Battery Pack 251Pと記載されている箱を開け、UPS本体を取り出す

公式サイト通りに結束バンドで固定しよう。
私はサイトを見ずに固定してしまったので、あとでやり直す羽目になった。

UPSの6ピンコネクタをHelios64 boardに挿す。

STEP 5 フロントパネルコネクタを接続

STEP 5 – Connect Front Panel

UPSのケーブルの上を通すようにフロントパネルのコネクタを挿した。
公式サイトでは逆だが、このほうがケーブルに負荷がかからなさそうなのでこういう形にした。

この平たいケーブルについたやつをIDCコネクタと言うらしい。知らなかった。

STEP 6 HDDハーネスを取り付ける

STEP 6 – Install HDD Harness

めちゃくちゃになってるケーブルを取り出す。
このケーブルはSATAケーブルとSATA電源が一体になっている。めっちゃ便利。普通に売ってくれ。

8ピンコネクタをHelios64 boardに挿す。

一番長いケーブルを一番上に固定する。
電源ケーブルが左、データ線が右になるように固定する。

電源ケーブルが上になるように交差させ、結束バンドで固定する。
SATAケーブルを一番奥のコネクタに接続し、結束バンドで固定する。

ケーブルは長い順にスロット1~5となり、SATAポートは奥から順にスロット1~5となる。
これを原則としてスロット5まで同じように続けるが、スロット3,4のコネクタにはコンデンサも固定する必要があるので注意。

コネクタの向きをしっかり確認してすべて取り付け、配線をきれいにする。

STEP 7 背面パネルの組立・取付

STEP 7 – Install Back Panel

80mm PWMファンとファンガード、背面パネルを取り出す。

電源ケーブルの向きを意識してファンを以下の画像のように置き、ファンガードを乗せて背面パネルを重ねる。

使うネジを間違えないようにしてネジを締める

固定するとこのようになる

固定が済んだら各種ポートを識別しやすくなるようにステッカーを貼るように書いてあるが、後で貼っても問題ない。

組み立て後を想定して背面パネル・バックプレーン・ケースを配置してファンケーブルを接続する。

ケーブルの通し方は公式を参照

接続したら結束バンドで固定する。

STEP 8 組み直す

STEP 8 – Reassemble Enclosure

ケースにバックプレーンを入れる。
バックプレーンを固定しケースを滑らせるように入れるとファンケーブルに負荷がかからなさそうだった。

バックプレーンを固定するために、最初に外した六角ネジと同じネジを8本使用して固定する。

その後各種ポートに合わせて背面パネルを被せ、ネジ(M3 x 6mm)で固定する。
この際、後に使うHDDトレイ固定用ネジ(M3 x 8mm)と間違えないようにしよう。間違えても気づきにくいのでこの時点で分けておくといい。
私は間違えたので後で直した。

この後フォームパッドを4つ底面に貼るように指示されているが、私はそのまま使用するつもりなので貼らなかった。

STEP 9 HDDにトレイを取り付け

STEP 9 – Prepare HDD Trays

取り付けるHDDとピンク色のHDDトレイを準備する。

今回はMARSHALの8TBを使用

HDDのコネクタがない方に取っ手が来るように挟んでネジで固定する。

STEP 10 2.5インチストレージの固定

STEP 10 – Use 2.5″ Adapter (Optional)

そういえば2.5インチストレージ用アダプタを購入するのを忘れていた。
固定できればいいからなんとかできそうではあ

STEP 11 HDDを組み込んで完成

STEP 11 – Finish Assembly

HDDを組み込む。
結構固めなのでぐっと押し込む必要がある。この時トレイが削れるので悲しくなるがどうしようもなさそう。

左からスロット1~5の順に並んでいる。この順番に挿していくとわかりやすいだろう。
トレイを差し込んだらネジで固定。

私はこのタイミングでフロントパネル用のステッカーを貼った。

最後に前面パネルをはめて完成。磁石でくっつくのでネジは不要。

右3つはトレイだけ

OSインストールは次回

公式サイト通りに次はインストール編
……と思ったのだがOS(Armbian)が安定しておらず、OpenMediaVault(以下、OMV)のインストールができず難航中。

以下の3つで試したが全部OMVインストール中にカーネルパニックを起こす。
どうしたらいいのか私には全くわからない。

Armbian_20.08.1_Helios64_buster_current_5.8.6.img.xz
Armbian_20.08.3_Helios64_buster_current_5.8.7.img.xz
Armbian_20.08.4_Helios64_buster_current_5.8.11.img.xz

なお、20.08.3まではUSB-C to HDMIケーブルで画面表示できなかったが、20.08.4で画面が表示できるようになった。これは嬉しい。
私が使用したケーブルは以下のものだが、別にどのケーブルでも使えるとは思う。

公式リンク等

以下に公式サイトのダウンロードリンク等を貼っておくので活用してほしい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました