ついに40GbE環境を整えることに……
40GbEとの出会い
6/18にたまたまTwitterを開いたら以下のツイートが誰かからのRTだかいいねで回ってきた。
送料込み20,000円で40GbEのNICが2枚とケーブルがセットで売っていた……!
というわけで購入した。
だんぼーだよさん、ありがとうございました。
以前、XS505M-100AJSを購入して10GbE環境を整えた。(NASとメインPCだけ)
しかし今回40GbEについて調べたところ、10GbEと40GbEは機器の価格を考えるとそんなに変わらないような印象を持った。中古だけど。
それに1.25GB/sはSSDでRAIDを組んだら軽々越えてしまう速度なので、そろそろもう少し上の速度に手を出してみたいと思って購入することにした。
ConnectX-3 VPI
公式(外部リンク)
詳細を調べた結果、ConnectX®-3 VPIというNICだということがわかった。MCX354A-FCBTという型番。(何も知らずに購入した)
リプライでConnectX-3は既定でInfiniBandとして動作することを教えてもらったのだが、私自身InfiniBandが何なのか全くわからなかったので、調べながら使っていくことになった。
ドライバの入手
Windows用のドライバをこちらから入手。WINOFがConnectX-3系、WINOF2がConnectX-4系らしい。
ファイル名 | MLNX_VPI_WinOF-5_50_53000_All_Win2019_x64 |
ファイルサイズ | 45.1MB |
MD5ハッシュ | 4AEE14A06335F5A17A07A627F3276C34 |
Mellanox Firmware Tools(MFT)の入手
Windows用のMellanox Firmware Tools(MFT)が必要になるのでこちらからWinMFTを入手する。インストーラーでは特に変更点はなくそのまま進めてOK。
ファイル名 | WinMFT_x64_4_14_4_6.exe |
ファイルサイズ | 96.6MB |
MD5ハッシュ | FCB235E167C8E751CA874A09F666ED73 |
イーサネットモードへの切り替え
刺しているNICの確認をする。
mst status -v
実行すると以下のようになる。コマンドプロンプトは管理者権限で起動しないと動作しないので注意。
次に、表示された「mt4099_pci_cr0」をイーサネットモードに変更する。
mlxconfig -d mt4099_pci_cr0 s LINK_TYPE_P1=ETH
実行すると確認されるので「y」を入力してEnterを押す。
その後再起動することでイーサネットモードとして認識された。よし。
豆知識:エクスプローラからコマンドプロンプトを起動
powershell start-process cmd -ArgumentList '/k ""cd /d %CD%""' -verb runas
こちらの記事を参考に環境変数PATHの通った場所に上記の文字列を入力したbatファイルを置き、エクスプローラ上のアドレスバーでbatファイルのファイル名を入力するだけ。
そのフォルダ内で管理者権限でコマンドプロンプトが起動できるので便利。
めちゃくちゃ便利。
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