2025年買ってよかったもの

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年末恒例、2025年の買ってよかったものを振り返っていこうと思う。

昨年の記事はこちら。
2024年の記事もどうぞ。

買ってよかったもの

Palit GeForce RTX 5090 NE75090019R5-GB2020G

2025年のPCパーツ界隈といえばやはりこれ。NVIDIAのフラッグシップモデル、RTX 5090。
価格は非常に高価だったが、それに見合うだけの圧倒的な性能を手に入れた。

導入の目的は、ローカルLLM環境の強化と、『7 Days to Die』を最高設定で快適に遊ぶこと。
以前使用していたRX 7900 XTXでもGPT-OSS-20Bクラスであれば高速に動作したが、32Bクラスのモデルになるとコンテキスト長を少し伸ばしただけでVRAM不足に陥るのが悩みだった。
その点、RTX 5090はVRAMを32GBも搭載している。32Bクラスのモデルでも余裕を持ってVRAMに収まり、非常に快適に動作しており満足度は高い。

Palitのモデルを選んだ理由はシンプルで、購入当時ドスパラで最安値だったから。
購入直後にAI需要の急増で一気に10万円ほど値上がりしたので、結果的に滑り込みで良いタイミングで購入できた。

ただし、巨大かつ重量級のカードであるためGPUサポートステイは必須。最近のハイエンドGPUは性能と引き換えに、設置スペースと物理的な支えの確保が悩みの種になりがちだ。

PowerColor Radeon RX 7900 XTX Hellhound

RTX 5090導入前にメインとして使用していた、Radeonの前世代フラッグシップモデル。PowerColorのHellhoundを選択した。

購入動機は、24GBの大容量VRAMを活かしてローカルLLMを試したかったことと、久々に『7 Days to Die』を快適にプレイしたかったためだ。
AI環境構築にはNVIDIA製に比べて多少の工夫が必要だが、VRAM容量に対するコストパフォーマンスは依然として優秀だ。

冷却性能も優秀で、高負荷時でもファンの音は思ったより静か……だと思う。

難点はやはりその巨大さと重量。マザーボードへの負荷を避けるため、こちらもGPUサポートステイ(GPUホルダー)が必須となるのが少々面倒なところ。

SuperFlower LEADEX VII 1200W SF-1200F14XP

RTX 5090とRX 7900 XTXという「消費電力お化け」たちを運用するために、電源ユニットも刷新した。
選んだのは電源界の老舗、SuperFlowerの1200Wモデル。

ATX 3.1対応で、12V-2×6コネクタをネイティブサポートしているため、変換ケーブルなしでRTX 5090に安定した電力を供給できる安心感がある。
80PLUS PLATINUM認証の高効率に加え、奥行きが150mmとコンパクトなため、ケース内の配線取り回しが非常に楽だった。

特筆すべきはSuperFlower独自の「Super Connector」。電源側のコネクタが3×3のユニバーサル形状になっていて、CPU/PCIe/SATAなどのケーブルを場所を選ばずにどこにでも挿せるのが画期的。
セミファンレス機能も優秀で、低負荷時は無音。高負荷時でもコイル鳴きなどはなく、まさに「縁の下の力持ち」としてシステムを支えてくれている。

IODATA HDL-Z4WPIX (ジャンク)

データの保存先として導入した法人向けNAS。
本来はWindows Server IoT搭載のハイエンドモデルだが、OSなし・10GbE非搭載のジャンク品として格安で入手した。

CPUはCore i3-3220を搭載。今となっては古いCPUだが、NASとして使うには十分な性能がある。
OSが入っていなかったため、自分でTrueNAS SCALEをインストールし、メモリを16GBまで増設してRAID-Z2で運用している。
堅牢なファイルサーバーを安価に構築できたので満足度は高い。

唯一の難点は、拡張カードのブラケットが特殊形状であること。
通常のPCIeカードを挿すことはできるが固定されないため、10GbEカードなどを手軽に増設しにくいのが惜しい。

Sesame 5 Pro (セサミ5プロ)

以前の記事で紹介したSesame Touch Proと組み合わせて使っていたSesame 3が故障したため、最新のSesame 5 Proにリプレースした。

変えてみて驚いたのはその応答速度。
Sesame 3でも十分便利だったが、5 ProはTouch Proで認証してから解錠されるまでのラグがほぼ皆無になった。
ブラシレスモーター採用で静音性も向上しているらしいのだが、我が家の鍵自体の回転音が大きいため、そこまでの恩恵は感じられなかった。

また、Sesame 3に比べて本体が薄型・小型化しているため、サムターン周りがスッキリしたのも地味ながら嬉しいポイント。
Touch Proを持っているなら、本体も最新のProシリーズで統一する価値はあると感じた。

Makita CL285FDZW + A-72687 + BL1860B + DC18RF

いわゆるマキタの掃除機。
本体(CL285FDZW)に、サイクロンアタッチメント(A-72687)と大容量バッテリー(BL1860B)、そして急速充電器(DC18RF)を組み合わせた鉄板構成で使用している。

これを導入してから掃除のハードルが劇的に下がった。
コードレスで軽量なので、髪の毛や埃が気になった瞬間に「思い立った時にすぐ掃除できる」というのがこれほど便利だとは思わなかった。
サイクロンアタッチメントのおかげでゴミ捨ても簡単だし、紙パックの節約にもなる。

バッテリーをBL1860Bにしたことで稼働時間も十分確保できており、充電器には急速充電対応のDC18RFを選んだ。
充電完了までが非常に早くて満足しているのだが、充電中の冷却ファンの音がものすごいのが玉に瑕。

ミニPC Intel N100搭載モデル

コストパフォーマンスと省電力性で話題のIntel N100を搭載したミニPC。
こちらはメインサーバーとは別に、Proxmox Backup Server (PBS) 専用機として運用している。

バックアップサーバーは常時稼働が前提となるため、このクラスの省電力PCはまさに最適。
バックアップ処理自体にはそれほど高いCPUパワーは不要なので、N100で十分快適に動作している。

物理的に小さいので置き場所に困らないのも良い。1TBのSATA SSDを入れて稼働中。

EcoFlow RIVER 2 Pro + 160Wソーラーパネルセット

防災対策と、ちょっとしたオフグリッド実験を兼ねて購入したポータブル電源とソーラーパネルのセット。

RIVER 2 Proはリン酸鉄リチウムイオン電池採用で長寿命、かつ768Whの容量と800Wの定格出力を持つ。いざという時でもPCや通信機器を数日動かせる安心感がある。
普段はベランダで発電して、後述する”おもちゃ”の動力源として活用している。

Bitaxe 601 Gamma

オープンソースのBitcoinマイナー。面白そうだったので2台購入した。

これ単体でソロマイニングができるというロマン枠のガジェット。
そして一番のポイントは、EcoFlowのソーラーパネルで発電した電気で動かしていること。

電気代をかけずに、太陽光だけでBitcoinのブロック生成という宝くじを引き続けている(日照時間やバッテリー残量にもよるが、1日16時間ほど稼働)。
もし当たれば億万長者、当たらなくても電気代はタダ。初期投資さえ回収できれば、あとは完全にノーリスクで夢が見られる最高の遊び道具だ。

CH341A ROMライター

今年一番「買っておいてよかった」と安堵したアイテム。
録画サーバーの環境再構築時にBIOS更新を試みたところ、アップデート中にハングアップして完全に起動しなくなってしまった(いわゆる文鎮化)。

メーカー修理に出すのも手間だし時間もかかる……ということで、この2,000円程度のプログラマを購入。
マザーボード上のBIOSチップにクリップで物理的に接続し、別のPCから直接BIOSデータを書き込むことで見事に復旧できた。
使う機会はそうそうない(あってほしくない)が、持っておくと心の平穏を保てるお守りのようなツールだ。

終わりに

今年はPCパーツ周りの大型アップデートに加え、掃除用具や復旧ツールなど実用的なアイテムも多く購入した。
特にソーラー発電とマイニングの組み合わせは、趣味として非常に楽しめている。

来年もまた、生活をアップデートしてくれる面白いガジェットに出会いたい。

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