旧メインPCが余っていたので、それを活用できないかということでNASを作ることにした。
第1回となる今回はパーツ選定編。とは言っても自作PCの流用が大半だが。
なぜNASなのか
NASとは
「Network Attached Storage」の略語でネットワークに接続して使うHDDのことをNASと言う。
私自身G Suiteを契約しており無制限にGoogle Driveを使える身だが、いかんせん速度が気になる。PCゲームをプレイした時にShadowPlay(現在はShareというらしい)で録画した動画を逃がすためにはなかなか時間がかかる。
GoogleDriveへの転送速度は300Mbps~800Mbps程度出て高速には違いないが、それ以上に高速なストレージはないものか……と思いNASの構築に至った。
旧メインPCについて
まずは余らせていたPCパーツの紹介。紹介と言ってもパーツを列挙するだけにしておく。
- Core i7-4790
- DDR3-1600 4GBx4枚
- H87 Performance
- Define R4
ストレージ等はメインPC変更に伴って流用や売却しているので手持ちはない。NAS用にHDDを買うことにした。
新規で調達したパーツ
1つ1つ紹介する。
6TB HDD x8台
次以降の記事で書くが、RAID 6に近いRAID-Z2を構築するので同時に2台壊れても問題ない作りになる。
というわけでNAS用のHDDではなく安いHDDを選ぶことにした。
型番としてはST6000DM003が2台とWD60EZAZが4台とWD60EZRZが2台となる。最後の末尾RZ以外はSMR方式だが、NAS用途なら困ることはあまり無いだろう。
Rocket 640L
PCIe Gen2 x4(内部的にはx2)接続のSATA増設ボード。4ポートある。
HDDが増設できればなんでもいいので、秋葉原で中古のこちらを3,980円で購入……したのは5年前だったようだ。部屋のPCパーツ置き場に転がっていた。
マザーボード上でVT-dを有効にすると正常に動作しなくなる。私の環境では2ポートだけしか認識しなくなったのでVT-dは無効にしよう。
RA-500B
ATX電源。もともと使っていた電源は流石にもう使いたくないので捨て、新規に購入。
500Wで玄人志向以外で適当に選んだせいでSATA電源が少ないものを買ってしまった。しっかりSATA電源の多いものを選ぶことをおすすめする。
パーツ紹介は以上。
今度はOS選びとなる。
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